元銀行員が高配当株と不動産投資で経済的自由を目指す

30代元銀行員が不労所得によりセミリタイアを目指すブログ

不動産投資と高配当株投資で継続的な収入を得る方法

私はインカムゲイン(定期的な収入)を得ることを軸に不動産投資と高配当株投資を行っています。

まとまった継続収入を得るには、不動産を活用することが良いと感じています。

 

高配当株について

高配当株に投資して配当金を積み上げる方法は、完全な不労所得として良いと思うのですが、時間がかかります。

それなりに高い高配当銘柄中心に投資したとして、配当利回りは4~5%程度が目安となります。

具体的な数字で示すと、例えば平均配当利回り5%(税引き後で4%)の高配当株に投資していたとすると、以下のようになります。

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投資額1,000万円  年間配当金40万円

投資額3,000万円  年間配当金120万円

投資額5,000万円  年間配当金200万円

投資額10,000円  年間配当金400万円

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1,000万円を投資したとして、年間で受け取れる配当金は40万円程となります。

とてもありがたい収入ですが、これでは生活を保全するほどには至りません。

ある程度まとまった配当金収入を得ようとするとそれなりの投資額が必要となるため、特に資産形成初期は配当金収入の有難みを感じにくいと思います。

 

メリット

  • 小額から投資ができる
  • 分散投資がしやすい
  • 流動性が高い(売却したいときにすぐに売ることができる)

 

デメリット

  • 資産規模が大きくなるまでは利益や配当金収入の絶対額が小さい

 

不動産投資について

不動産は、金融機関からの融資を利用することができ、レバレッジを効かせることができるメリットがあります。レバレッジとは、少ない自己資金で大きな金額の運用をすることが出来ることを指します。

 

例えば、表面利回り9%の5,000万円のアパートを購入するのに4,500万円の融資を受けたとします。

すると、借入条件や入居率・経費率にもよりますが毎月10万円以上、年間120万円以上の手取り収入が見込めます。

自己資金は購入金額と融資額の差額と、不動産売買の仲介手数料や不動産取得税・登記費用などを加えて、大体850~1,000万円程度となります。

投資額1,000万円に対して年間手取りが120万円とすると、高配当株投資では3,000万円を投資して得られる水準の収入となります。

 

不動産を組み入れることによって、定期的な収入を大きくすることが出来ます。

もちろん不動産投資は勉強が必要ですが、勉強するだけの価値はあると思います。

 

メリット

  • 融資によりレバレッジを効かせることができるため、自己資金に対して大きな収入を得ることができる
  • 継続的な安定収入が見込める

 

デメリット

  • 建物は老朽化していくためメンテナンスが必要(修繕費用がかかる)
  • 管理会社等とのやり取りが必要(完全な不労所得ではなく小労働所得)
  • 入居がつかないと家賃収入は減る
  • 初期費用が大きい
  • 流動性が低い(売却したいときにすぐに売れない)

 

まとめ

メリット・デメリットを整理すると高配当株はメリットが多く、不動産投資はデメリットが多いように見えてしまいますが、不動産投資のメリットはデメリットを上回ると思います。

 

私は投資の順序として、先に不動産投資に力を入れました。

そこで毎月ある程度の収入が得られるようになってからは、高配当株に投資をするようになりました。

理由は、少ない自己資金で大きな収入を得られる不動産でまとまった収入を作り、その収入で定期的に高配当株に投資をすることで、配当金収入を積み上げることができるためです。

高配当株投資から始めていたら、ある程度の規模の収入を得るまで時間がかかってしまうので、不動産から始めました。

 

今は、流動性資金(すぐに現金化しやすい資金)を確保しつつ、配当金収入を増やすことを目的に日米の高配当株に継続的に投資をしています。